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夏に備えよう!熱中症の症状・対策と予防法

07.02.2025 | ブログ

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今年6月末にニュージャージでは州の各地で高温警報・注意報が出ました。

夏も近づく時期で、比較的涼しいニュージャージとはいえ暑い日が続くこともあります。

そんなときにぜひ気をつけていただきたいのが熱中症対策。特に子どもや高齢の方、妊婦の方など、熱中症になった場合のリスクが高い方は十分にご注意ください。

今回は、熱中症のよくある症状や症状が出た場合の対処方法、予防方法について解説します。

 

熱中症のよくあるサイン・症状

危険な状態になるのを防ぐために、熱中症のサインを覚えておきましょう。
他の体の不調と間違えがちなサインもありますので、注意が必要です。

  • めまい、体の火照り
  • 筋肉痛、こむら返り、体の震え
  • 吐き気、嘔吐
  • 汗のかき方の異常(暑いのに汗が全く出ない or いつもより異常に汗が出る)
  • 皮膚が熱く、乾燥している
  • 体がだるい(倦怠感)、力が入らない
上記に加え、
  • 水分や食事が取れない
  • 高熱が続いて下がらない
  • 意識がない
といった重篤な症状が出ている場合は、最寄りのER(救急外来)やUrgent Careで診察を受けてください

熱中症かも?と思った時の対処法

「いつもより調子が悪いな」「もしかしたら熱中症かも!」と思った時の対処法としては、以下のような方法があります。
  • 涼しい場所へ移動
  • 服を緩める(例:ベルトを外す、下着の締め付けを緩める)
  • 首や両脇、足の付け根などを冷やす
  • 皮膚に水をかけてうちわなどで仰いで冷やす
  • 経口補水液やスポーツドリンクなどを少しずつ補給
    ※嘔吐がある場合は無理に飲ませず医療機関へ
  • 安静にして十分に休息を取る

上記を行っても症状が良くならない場合、また特に小さいお子さまや高齢者で、

  • 水分や食事が取れない
  • 高熱が続いて下がらない
  • 意識がない
といった重篤な症状が出ている場合は、最寄りのER(救急外来)やUrgent Careで診察を受けてください

熱中症の予防方法

一番大切なのが、熱中症の予防です。例えば、以下のような点にお気をつけください。
  • こまめな水分補給
  • 塩分などミネラル補給
  • エアコンや扇風などで室温・体温調整
  • 栄養バランスの取れた食事
  • 麻や綿など通気性の良い服を着用
  • 帽子や日傘などで日除け対策
暑い時期は無理せず、しっかり水分と休息をとるのが良いでしょう。
暑さ対策をしっかりして、楽しい夏をお過ごしください。