【ピンクリボン月間】米国在住女性に知ってほしい乳がんにまつわる豆知識
10.31.2024 | ブログ
アメリカでは、10月は"Pink October"と言われる、乳がんについて理解を深める啓蒙月間です。
この記事では、アメリカ在住女性の方に知っていただきたい乳がんについての豆知識についてまとめました。
意外と身近な乳がんについてもっと知ってみませんか?
ご不明点やご相談ございましたら、ひばりファミリーメディカルへお気軽にご相談ください。
乳がんとは? 知っておきたいポイント
女性が罹患するがんの種類の中でも最も多いのが、乳がんです。
2020年のデータによると、日本人女性のうち9万人以上が乳がんに罹患*していることがわかります。
年代別の調査*によれば、30代後半以降に罹患率がぐっと増加する傾向にあります。
*出典:国立研究開発法人国立がん研究センター|がん種別統計情報 乳房
そんな乳がんですが、早期発見・治療により大部分が治療できる疾患だとも言われています。
しかし、初期の場合はほとんど症状がないのが乳がんの難しいところです。
日本では、乳がん検診の受診率が半分以下(全国平均 47.4%、2022年時点*)なのも問題視されています。
*出典:国立研究開発法人国立がん研究センター|がん検診受診率(国民生活基礎調査による推計値)
定期的な検診とセルフチェックの習慣化が非常に重要です。変化に気づける習慣をつけて、早めに医療機関へ相談できるようにしましょう。
アメリカの乳がん検診事情・豆知識
米国式の医療保険に加入されている女性の場合は、40歳以上の方はマンモグラフィ検査が保険適用対象となる場合がほとんどです。(詳しくは、ご加入の保険規約など詳細をご確認ください)
さらにアメリカでは、40歳以上の女性の場合は年に1回のマンモグラフィ検査を実施するのが一般的です。
日本で実施される公費のマンモグラフィの場合、検査頻度が2年に1回です。実施頻度の違いがあるのが特徴ですね。
ひばりファミリーメディカルでは、健康診断の各種プランがございます。なかでも女性向けの検診では、問診や内診、乳房触診などが可能です。
医師と相談のうえマンモグラフィが必要と判断された患者さまには、当院より処方箋をお出しして外部検査機関で検査実施となります。
患者さまやご家族の既往歴やご症状、お持ちの保険などの情報をもとに、患者さま一人ひとりに合った検査方法をかかりつけ医とご相談いただくのがおすすめです。
自分の体は自分で守る!定期検診とセルフチェックを習慣化しましょう
早期発見・治療を行うには、定期的な検診とご自身でできるセルフチェックが何よりも大切です。
「どんな時に医師に相談したらいいんだろう...?」と疑問に思う方も多いかと思います。
基本的には、患者さまご自身が「なんだかおかしいな?」と感じた時はいつでもお気軽にご相談いただけます。
特に、
- 前にはなかった乳房の周りのしこりや乳房の大きさの左右差に気づいたとき
- 今までになかった乳房からの分泌物に気づいたとき
- 乳房やその周りの腕や鎖骨部に痛みや腫れを感じるとき
は医療機関にご相談いただくのがおすすめです。
乳がんや女性の体のことはもちろん、男性特有の疾患や健康全般、健康診断の実施についてなど、ひばりファミリーメディカルのスタッフにお気軽にご相談ください。